・AI For Everyone (すべての人のためのAIリテラシー講座)に少し興味がある
・動画を見る時間が取れない
・内容のつまみ食いがしたい
・講義を受けたけど復習したい
・動画を見る時間が取れない
・内容のつまみ食いがしたい
・講義を受けたけど復習したい
本記事では、そんな人のために「AI For Everyone (すべての人のためのAIリテラシー講座)」第3週の内容をまとめてみました。
講義動画は1時間半くらいありますが、この記事であれば3分もあれば読むことができますよ。
AIの社内導入と産業活用
イントロダクション

第3週 イントロダクション - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
選定したAIプロジェクトを企業向けに構築していく方法や、企業をAIに適応させていく第一歩、そして長期的な計画について学んでいきます。
ケーススタディ:スマートスピーカー

ケーススタディ:スマートスピーカー - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
スマートスピーカーの処理の流れです。
- トリガーワードの検出(Hey Siri!)
- 音声認識(何と言ったか)
- 意図認識(何をしてほしいか)
- 実行(天気、音楽、ジョークなど)
ケーススタディ:自動運転車

ケーススタディ:自動運転車 - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
自動運転車の処理の流れです。
- カメラやレーダー、Lidarなどのセンサーで車両や歩行者を検出する
- GPSや地図データからルートを計算する
- ブレーキやアクセル、ハンドルを操作する
AIチームの典型的な役割分担

AIチームの典型的な役割分担 - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
AIチームには以下のような役割があります。
- ソフトウェアエンジニア
- 機械学習エンジニア
- 機械学習研究者
- データサイエンティスト
- データエンジニア
- AIプロダクトマネージャー
AIトランスフォーメーション・プレイブック(パート1)

AIトランスフォーメーション・プレイブック(パート1) - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
アンドリュー先生がGoogleとBaiduのAIチームをリードした経験から、AIトランスフォーメーション・プレイブックを作成しました。AIトランスフォーメーションは企業のAI化を進めるための手順書で、5つのパートから成り立ちます。
1 | パイロットプロジェクト実施 | 実際に役に立つプロジェクトより、むしろ成功しそうなプログラムから取り組む |
2 | インハウスチーム組成 | AI事業部を立ち上げる |
3 | 社内トレーニング実施 | CEO、エンジニア等、レベルごとに異なるトレーニングを実施する |
AIトランスフォーメーション・プレイブック(パート2)

AIトランスフォーメーション・プレイブック(パート2) - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
パート1の続きです。
4 | AI戦略策定 | この段階でようやくAI戦略を策定する。良い製品を作りユーザを増やしデータを収集し、さらに良い製品を作るというループを回すことで市場で優位に立つ |
5 | 社内外のコミュニケーション | 投資家や政府、消費者と連携する |

「AIトランスフォーメーション・プレイブック」は英語で書かれたものですが、日本語版がこちらのサイトにまとめられています。
AI導入時の注意点/避けるべき落とし穴

AI導入時の注意点/避けるべき落とし穴 - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
AIを導入する際に注意するポイントです。
- AIがすべてを解決すると期待する(AIに期待しすぎない)
- 機械学習エンジニアだけに頼る(業務知識のある専門家と連携が必要)
- AIプロジェクトが最初から機能すると期待する
- 従来の企画工程が機能すると期待する(AIプロジェクト独自のタイムラインがある)
- 最初からプロジェクトの推進に最高の機械学習エンジニアが必要と思い込む
AI導入の最初の一歩

AI導入の最初の一歩 - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
視聴者のレベルに応じて、AI導入の第一歩を踏み出しましょう。例えば、次のようなものです。
- 友人と一緒にAIについて学ぶ
- プロジェクトのブレーンストーミングを開始する
- 機械学習やデータサイエンスを担当する人を雇う
- AI担当役員を雇う
- 企業のAI化の実現可能性についてCEOと話し合う
各種AI応用分野について

各種AI応用分野について - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
コンピュータビジョン | 物体認識 物体検出 物体追跡 |
自然言語処理 | テキスト分類 機械翻訳 |
音声 | 音声認識 TTS スピーカーID |
ロボット工学 | 認知 経路計画 制御 |
その他主なAI技術の紹介

その他主なAI技術の紹介 - AIの社内導入と産業活用 | Coursera
教師なし学習 | クラスタリング |
転移学習 | タスクAから学習し、タスクBの学習に役立たせる |
強化学習 | ペットの犬をしつけるように、AIの行動に報酬を与え、報酬を最大化するようにAIが学習する |
GANs(敵対的生成ネットワーク) | 画像を生成する |
ナレッジグラフ | Google検索結果の右側に表示されるサマリ |

コースの中でところどころ日本語字幕がない箇所がありましたが、じきに対応されることでしょう。ちなみに、日本ディープラーニング協会はAI For Everyone (すべての人のためのAIリテラシー講座)だけでなく、G検定も主催してます。興味がある方はこちらの記事に体験記を載せていますので、チェックしてみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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